経営理念
「信頼される仕事をして、幸福になろう」
弊社は、材料調達~部品成型~組立~検査~出荷までの各工程に一貫して対応できるようさせていただき、創業以来、お客様に提案させていただいてまいりました。
経営方針「信頼される仕事をして幸せになろう!」をモットーにし、社員一同が挑戦をして、創意工夫を重ねてきました。お客様に信頼していただくよう、また喜んでいただくように、日々努力をしてまいります。
大手メーカーが認める、品質の高さ
強みは何といっても大手電器メーカーに長年納入してきた実績があることです。大手企業に納入するにあたっては高い品質管理が求められるからです。現在でもパイプ・チェーン・ワイヤー金物に関しては30種を超える製品を一手に引き受けております。
1977年より照明機器を破損から守るガードを生産しておりますが、このガード部品の品質に関しては中国で生産されている他社製品に間違いなく勝っていると自信をもっています。
1981年には大手電器メーカーの品質優良工場に、1985年にはTQC(トータルクオリティコントロール)優良協力会社に認定されております。
近年でも、社内改善活動に余念がなく、「限りある資源を大切に」という環境理念を基に環境保全の取り組みにも励んでおります。
また、勤続が50年を超える大ベテラン社員が現役で活躍しており、他社にない技術の積み重ねがあります。
技能伝承も愚直に進めており、築き上げてきた技術を次世代に継承していきたいと考えています。
ものづくりを通じて、お客様に信頼される仕事を
1960年、現社長の祖父である藤原義治が、大手電器メーカーを退職し、藤原製作所を創業しました。当初は電気オルガンのスイッチ製造・組立が主な仕事でしたが、数年後、藤原義治が退職した会社に縁があり、仕事をいただけるようになりました。
義治は自由な発想で課題を解決し、取引先からも高い評価をいただくことができました。例えば18もの工程があったプレス加工に電車のレールを活用することを発案。平行出しを簡素化し金型製作へ応用して大幅な工程短縮を実現しました。「社内で無言でほうき掃きしている姿が印象に残っているが、あれはただの掃除ではなく、なにか課題解決のアイデアを一心不乱に考えていたのだと思う」と会長は振り返っています。電車のレールを使って金型の反りをなくした技術を確立した不屈の精神は今日も同社を支えております。
照明器具の吊り具は天井高く吊り下げられることも多く、不良品は出せません。 問題が発生した場合、その場しのぎ的な解決策ではなく、創意工夫を持って対策に当たり、具体的な解決案を導き出しています。このような社風こそが、お客様の信頼につながっているものと自負しています。
従業員が働きやすい職場づくりを
毎年、インフルエンザが流行する時期になると会社まで医者を呼び、従業員全員にワクチンを接種してもらいます。もちろん経費は会社負担。毎日働いてもらう従業員こそ会社の財産と考えているからです。また男性でも育児休暇を取ってもらったり、60歳で定年した後も、業務に支障がないかぎり現場の仕事を続けてもらうなどしております。
職場環境アンケートを皆さんに、書いてもらい、少しずつ改善を実施しています。社員さんが働きやすい職場を目指します。